Stained Glass OLIVIER
すてんどぐらす・オリビエ
すてんどぐらす・オリビエはオーダーメイド専門のステンドグラス工房です。
現代感覚のデザインと確かな技術で、これまで数多くの納入実績があります。
窓にステンドグラスをお考えの方はお気軽にご相談下さい。
住宅、ビル、マンション、教会、商業施設、公共施設まで幅広い注文に応じております。
全国への発送も可能で、オンラインによる注文販売に対応しております。
わたしたちが大切にしている
3つのこと
Communication
コミュニケーション
お客さまのステンドグラスへの「想い」をいかに形にしていくかを大切にしています。お客さまの心の中に一番大切にしているものをステンドグラスに表現し、それと共に暮らすことで、心地よいと思える空間になって欲しいと願っております。そのためお客さまと十分なヒヤリングをさせていただき、そこで感じたものを基にイメージを起こしてデザインしていきます。
Harmony with space
空間と調和
私たちはステンドグラスがどのような空間に入るのかを重視しています。空間には様々なスタイルがあります。例えばモダン、和風、クラシックなど、スタイルの違いもデザインを考える要素となります。その場にふさわしいデザインにしていくために、出来るだけ現場を見学させていただきます。 遠方の場合は建物や部屋の写真や図面等を拝見させていただき、その場のイメージを膨らませてデザインを考えていきます。
As art
アートとして
ステンドグラスは光の芸術です。アートは心を豊かにしてくれ、生活に彩りが加わります。季節や時間帯によって陽の光は変化し、ステンドグラスの見え方も変わっていきますが、そうした変化を感じられるのはとても楽しいものです。また光が射して室内がガラスの色で溢れるのは感動的です。私たちは本物のステンドグラスが持つ魅力を活かした、新鮮で美しい作品を心がけています。
材料・技術について
ガラス
ステンドグラスで使用するガラスはほとんどが外国製で、私たちも様々なガラスを使用していますが、特に高品質なアンティークガラスにこだわりがあります。アンティークガラスはドイツのランバーツ、フランスのサンゴバン、アメリカのフリモントなどのメーカーがあり、熟練の職人が口で吹いて作るハンドメイドのガラスです。微妙な色のバリエーションが豊富に揃っていて、発色も素晴らしいです。手作りゆえのテクスチャー(小さな気泡や細かいスジ)も大変魅力的で、1枚として同じものはありません。まるで天然の宝石のような美しさを感じます。 一方、マシンメイドのガラスも独特な質感があり、デザインや予算、設置場所に応じて使用しています。
組み立て
すてんどぐらす・オリビエでは主にケイム技法で制作しています。ケイムとは断面がH型をした鉛線でそこにガラスを挟んで組んでいきます。しっかり強度を保つには正確な組み立て作業が欠かせません。組み終わったらケイムのつなぎ目をハンダで接合していきます。長期間持ちこたえさせるためにハンダは多めに使います。ケイムはハードタイプを使用していますので十分な強度を持っています。
グリザイユ・エナメル
(絵付技法)
ガラスの表面に顔料で絵や影の調子をつけるグリザイユや、色をつけるエナメルの技法も得意としています。本場ヨーロッパの伝統的ステンドグラスは、絵付けを施したものが多く、パリのノートルダム大聖堂のバラ窓や、シャルトルブルーで有名なシャルトル大聖堂のステンドグラスもこの技法でつくられています。すてんどぐらす・オリビエのスタッフは、フランスの美術学校や工房で絵付けを学んできました。その経験を活かして伝統的な絵付け作品も手掛けていますが、一方で抽象表現のデザインにもこの技法を使い、現代における新しいステンドグラスの表現を模索しています。